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03月31日-15号

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  1. うるま市議会 2006-03-31
    03月31日-15号


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    平成18年3月第10回定例会第10回うるま市議会(定例会)会議録(15日目)平成18年3月31日(金)                  (午前10時00分 開議)出席議員(83名) 1番 久保田   優 君    32番 上 田   清 君    62番 松田原 昌 一 君 2番 名 波   博 君    33番 吉 野   順 君    63番 長 浜 正 昭 君 3番 兼 城 賢 一 君    34番 安 里 純 哲 君    64番 新 垣 重 光 君 4番 又 吉 賢 光 君    35番 伊 波   隆 君    65番 山 内 末 子 君 5番 比 嘉 敦 子 君    36番 荻 堂 盛 仁 君    66番 石 川 善 一 君 6番 照 屋 妙 子 君    37番 知 名 繁 治 君    67番 兼 島 兼 俊 君 7番 吉 田 トメ子 君    38番 伊 波 良 紀 君    68番 名嘉眞 政 廣 君 8番 山 城 眞 一 君    39番 親 川   厚 君    69番 島 袋 俊 夫 君 9番 池 原 トモ子 君    40番 德 田 政 信 君    70番 比 嘉 德 助 君 10番 山 城   哲 君    41番 名 護 盛 治 君    71番 島 袋 行 正 君 11番 大 城   肇 君    42番 名 護 千 三 君    72番 田 中 正 秀 君 12番 伊 波 栄 信 君    43番 山 根 一 雄 君    73番 玉 城   弘 君 13番 山 田 義 喜 君    44番 桃 原   隆 君    74番 玉 城 盛 哲 君 14番 富 川   勝 君    45番 花 城 清 繁 君    75番 真 鶴 武 一 君 15番 大 屋 政 善 君    46番 永玉栄   靖 君    76番 松 井 正 俊 君 16番 宮 里 政 昌 君    47番 新 里 幸 助 君    77番 下 門   勝 君 17番 森 東 則 夫 君    48番 比 嘉 信 政 君    78番 伊 盛 サチ子 君 18番 川 上 秀 友 君    49番 新 垣 徳 隆 君    79番 當 間 秋 子 君 19番 石 川 尚 光 君    50番 真 壁 朝 順 君    80番 奥 原   實 君 20番 仲 本 辰 雄 君    51番 久 高 唯 昭 君    81番 照 屋   純 君 22番 松 田 久 男 君    52番 宮 城   茂 君    82番 松 田   輝 君 23番 山 城 喜 明 君    54番 金 城 勝 正 君    83番 久 高 誠 德 君 24番 石 川 眞 永 君    55番 川 野 進 也 君    84番 金 城 安 治 君 25番 宮 里 徹 二 君    56番 德 田 誠 吉 君    85番 東 浜 光 雄 君 26番 中 村 正 人 君    57番 赤 嶺   元 君    86番 栄 門   正 君 27番 山 城 榮 信 君    58番 我如古 春 清 君 28番 又 吉   暎 君    59番 長 濱 景 勝 君 29番 伊 礼   正 君    60番 崎 原   弘 君 30番 奥 田   修 君    61番 西 野 一 男 君欠席議員(1名) 21番 伊 波 健 蔵 君事務局出席者 議会事務局長     古波藏   健 君    書    記  友 寄 景 永 君 議会事務局次長    比 嘉   毅 君    書    記  与那嶺   昇 君 議事課長       根路銘 安 則 君    書    記  比 嘉   旬 君 庶務課長       藏 根 勝 秀 君    書    記  城 間 なおみ 君 議事係長       島 田   豊 君    書    記  宮 城   豊 君 調査係長       伊 礼 悟 治 君議事日程第15号 第1.会議録署名議員の指名 第2.議案第9号 平成18年度うるま市一般会計予算 第3.議案第16号 うるま市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例 第4.議案第19号 うるま市附属機関設置条例の一部を改正する条例 第5.議案第21号 うるま市消防手数料条例の一部を改正する条例 第6.議案第26号 うるま市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例を廃止する条例 第7.議案第27号 沖縄県市町村総合事務組合規約の変更について 第8.議案第31条 平安座地区コミュニティ防災センター条例の全部を改正する条例 第9.議案第13号 平成18年度うるま市公共下水道事業特別会計予算 第10.議案第22号 うるま市営住宅条例の一部を改正する条例 第11.議案第23号 中部広域都市計画事業安慶名土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例 第12.議案第15号 公有財産の無償譲渡について 第13.議案第17号 うるま市障害者介護給付費等審査会委員の定数等を定める条例 第14.議案第20号 うるま市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部          を改正する条例 第15.議案第25号 うるま市石川会館条例の一部を改正する条例 第16.議案第29条 うるま市伊計島老人憩いの家条例の全部を改正する条例 第17.議案第30条 うるま市社会福祉センター条例 第18.議案第35号 うるま市介護保険条例の一部を改正する条例 第19.議案第36号 平成18年度うるま市介護保険特別会計予算 第20.議案第10号 平成18年度うるま市国民健康保険特別会計予算 第21.議案第11号 平成18年度うるま市老人保健特別会計予算 第22.議案第12号 平成18年度うるま市農業集落排水事業特別会計予算 第23.議案第14号 平成18年度うるま市水道事業会計予算 第24.議案第18号 うるま市交通安全対策会議条例 第25.議案第24号 うるま市漁港管理条例の一部を改正する条例 第26.議案第28号 うるま市国民健康保険税条例の一部を改正する条例 第27.議案第32号 うるま市学習等供用施設その他の施設条例の全部を改正する条例 第28.議案第33号 うるま市商工業研修等施設条例の全部を改正する条例 第29.議案第34号 うるま市農村環境改善センター等条例 第30.議案第39号 世界遺産勝連城跡休憩所条例 第31.陳情第22号 要請書(うるま市発注の建設工事等について) 第32.陳情第33号 准看護師が看護師の受験資格を得るための「2年課程通信制」養成所の早期開          設を求める陳情書 第33.発議第5号 「2年課程通信制」養成所の早期開設を求める意見書(案) 第34.閉会中の継続審査及び調査の申し出について会議に付した事件 議事日程に同じ ○議長(崎原弘) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付してあります議事日程第15号のとおりであります。 この際、諸般の報告をいたします。3月30日付監査委員から平成18年2月分の例月出納検査の結果について報告がありました。 △日程第1.会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、兼島兼俊議員、名嘉眞政廣議員を指名いたします。 休憩いたします。 休 憩(10時00分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(10時13分) ○議長(崎原弘) 再開いたします。 △日程第2.議案第9号 平成18年度うるま市一般会計予算から日程第8.議案第31号 平安座地区コミュニティ防災センター条例の全部を改正する条例までの7件を一括して議題といたします。 企画総務委員長の報告を求めます。企画総務委員長。 ◎企画総務委員長(長濱景勝) ご報告申し上げます。┌──────────────────────────────────────────────┐│                                      平成18年3月31日││うるま市議会議長 崎 原   弘 殿                            ││                                   企画総務委員会    ││                                   委員長 長 濱 景 勝││                                              ││               委 員 会 審 査 報 告 書                ││                                              ││ 本委員会に付託の事件は審査の結果、下記のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報 ││告します。                                         ││                                              ││               委 員 会 審 査 報 告 書                ││                                              ││ 本委員会に付託の事件は審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告 ││します。                                          ││                                              ││                      記                       ││                                              ││ ┌──────┬─────────────────────────────┬─────┐ ││ │ 事件の番号 │          件        名         │ 議決結果 │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第9号 │平成18年度うるま市一般会計予算              │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第16号 │うるま市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例     │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第19号 │うるま市附属機関設置条例の一部を改正する条例       │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第21号 │うるま市消防手数料条例の一部を改正する条例        │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第26号 │うるま市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例を廃止する条│ 原案可決 │ ││ │      │例                            │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第27号 │沖縄県市町村総合事務組合規約の変更について        │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第31号 │平安座地区コミュニティ防災センター条例の全部を改正する条例│ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ └──────┴─────────────────────────────┴─────┘ ││                                              │└──────────────────────────────────────────────┘ 企画総務委員長の報告をいたします。 審査の概要をご報告いたします。 議案第9号 平成18年度うるま市一般会計予算については、歳入歳出予算の総額をそれぞれ416億2,476万2,000円と定めるものであります。 審査の中で、歳入の市税については、委員からの「個人市民税で、定率減税を全部廃止した場合、いくらの影響額があるか」との質疑に、「平成19年度に1億3,654万円の影響がある」との答弁が、当局からありました。 また「法人市民税が減となっている理由は」との質疑に対し、当局から「4カ所に均等割を納めていた法人が、合併してうるま市となったことにより、市で1カ所となることによる減である」との答弁がありました。 つづいて、市町村たばこ税に関連して、「東照間地内に誘致された企業から、これまで議会でいろいろと取り上げられたために、売り上げが落ちたと聞いているが」との質疑があり、当局から「たばこ税の1億2,000万円の増額分は企業誘致によるところが大きい。当初に予定していた税額は確保されていることから、うるま市の財政に非常に貢献していると理解している」との説明がありました。 さらに、ゴルフ場利用税に関しては、「コース距離を縮めて、ゴルフ場利用税の課税対象外となった施設について、ゴルフ場利用税からはマイナスになるが、法人市民税の面からは、利用客がふえて増収につながれば、結果として全体でプラスになるのではないか」との意見が委員からありました。 また、徴収率の向上について説明を求められ、当局から「納税課では昨年11月からフレックスタイムを活用し、夜7時までの徴収を本庁で行っており、効果も出てきている。さらに、滞納徴収特別班を設置して、県税事務所OBの方を嘱託として配置し、ノウハウなどの指導を受けながら、徴収増に結びつけたい」との説明がありました。 次に、合併市町村補助金について、当局から「当初は3カ年間で6億6,000万円が補助されるという話であったが、措置される団体は、平成17年3月31日までに合併した、いわゆる本則団体のみとなり、うるま市等の経過措置団体については、平成18年度以降から、新市建設期間内に措置されるという内容に政府の考え方が変わってきている」との説明がありました。 歳出の企画費、中国黒竜江省大慶市文化交流事業については、「姉妹都市締結に向けての交流事業であり、教育や経済などの交流を通じて、人材育成の面でおおいに寄与するものと考えている」との当局の説明に対し、「財源を投じて行うのであれば、具体的な目的を提示し、市民に理解してもらえる事業でなければならない。メリットがなくなれば、勇気を持って撤退するという考えも必要だ」との意見がありました。 次に、サンライズぐしかわ構想事業費については、「財団が銀行から無担保で1,800万円を借り入れたことに対して、市が保証する可能性はないか」との質疑があり、執行部から「そこまでの責任は行政にはなく、財団が十分やっていけるとの理事会の理解のもとに、借り受けがなされたものと考えている」との答弁がありました。 また、「平成18年度からは被補助団体に対して、5%を削減していくという行政の方針は周知徹底されているか」との質疑に対し、「財団の経営が非常に厳しい状況であり、平成18年度の補助金については、カットせずにいこうという政策的な判断で1,000万円を補助する形となっている」との回答がありました。これに対し委員から「他の団体はカットして、財団をカットされていない。当局は平等な対応をすべきだ」との意見がありました。 さらに財団がうるま市から受託している「高齢者筋力向上トレーニング事業」について、「この研究については既に全国的に確立されており、研究事業として受け入れる根拠は何か」との質疑に対し、当局から「地域に適したトレーニング方法等を実証していく研究である」との答弁がありました。それに対し委員から「人体の機能の実証については、地域差があるものではなく、地域に密着した筋力トレーニング事業というのは理解できない。また、筋力トレーニング事業は、他の事業所でも行えるものではないか」との疑義があり、当局から「この事業を導入するときに、それを実施するノウハウがなく、専門の方が講習会等も開催し、実践しながら地域に広めていくという取り組みで、財団の運営も考慮しながら一つの政治判断で行っている」との説明がありました。 他の款、項、目についても詳細にわたり、さまざまな角度から質疑が行われました。 慎重審査を経て、採決にゆだねた結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しております。 なお、他の常任委員会に付託されました歳入・歳出予算についても、原案のとおり可決したとの報告を各常任委員長より受けております。 次に議案第16号 うるま市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例については、地方公務員法の一部改正に伴い、うるま市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例を制定する必要があり、議会の議決を求めるものであります。 委員から「第6条に規定されている『この条例の施行に関し必要な事項は、市長が別に定める』とされている文言について、『会議に諮って定める』という文言にして、民主的な運用をしていくべきではないか」との質疑に対し、当局から「人事行政の運営状況を公表する内容というのは、第3条の1号から8号の規定にほとんど網羅されており、これ以外に定める内容が様式ぐらいしかないために、『市長が別に定める』という文言としている」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、特段問題とするところなく、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第19号 うるま市附属機関設置条例の一部を改正する条例については、うるま市市歌検討委員会、うるま市市民憲章検討委員会及びうるま市の花木検討委員会を附属機関として設置するために議会の議決を求めるものであります。 特段問題とするところなく、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第21号 うるま市消防手数料条例の一部を改正する条例については、地方公共団体の手数料の標準に関する政令の一部改正により、うるま市消防手数料条例の一部を改正する必要があるため、議会の議決を必要とするものであります。 慎重に審査した結果、特段問題とするところなく、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第26号 うるま市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例を廃止する条例については、うるま市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例を廃止する必要があるため、議会の議決を求めるものであります。 特段問題とするところなく、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第27号 沖縄県市町村総合事務組合規約の変更については、市町村の廃置分合に伴い、沖縄県市町村総合事務組合の構成団体の数が減少するため、選挙区及び議会議員定数を減にするため、議会の議決を必要とするものであります。 特段問題とするところなく、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第31号 平安座地区コミュニティ防災センター条例の全部を改正する条例については、地方自治法の一部を改正する法律に基づく指定管理者制度の導入を図るため当該条例を改正する必要があり、議会の議決を必要とするものであります。 慎重に審査した結果、特段問題とするところなく、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。 ○議長(崎原弘) 企画総務委員長の報告が終わりました。 議案第9号 平成18年度うるま市一般会計予算については、分割付託となっております。それぞれ付託された各常任委員長から、審査の経過等について報告をお願いします。 建設委員長。 ◎建設委員長(松田輝) 建設委員会に分割付託されました部分について委員長報告を行います。 議案第9号 平成18年度うるま市一般会計予算のうち、建設委員会に分割付託されました、建設部関連及び都市計画部関連についての審査の概要を報告します。 建設部関連について、総合福祉センター建設について、委員から「基本設計の際に障害者団体の意見等も取り入れたか」との質疑に対し、当局から「委員会を開く中で、その件はされている」との答弁がありました。また委員から「使う人の立場になって考慮してほしい」との意見がありました。また、看護学校の建設工事について、委員から「今後、造成工事等が入ってくる。市当局は地元業者活用について強い姿勢を示してください」との意見があり、当局から「中部医師会から推薦してもらい、市で審査して回答する」との答弁がありました。また、委員から「うるま市の業者を推薦してほしい」との意見もあり、「看護学校建設委員会に市も入っているか」との質疑に対し、当局から「中部医師会の建設委員会には入っていないが、技術的な面については常に協議していきたい」との答弁がありました。 次に、都市計画部関連について、公園事業費の中の嘱託員の報酬等についての質疑があり、当局から「公園関係2人、市街地関係7人であり、職員では対応できない部分があるので、積算業務等の経験者として、設計の一級か二級の有資格者の嘱託員としての報酬等である」との答弁がありました。また「これからの新市を建設していく中では、大きな事業も出てくるので、できるだけ職員でまかなうような方法を考えてほしい」との意見もありました。慎重に審査した結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。以上です。 ○議長(崎原弘) 次に、教育福祉委員長。 ◎教育福祉委員長(山田義喜) 教育福祉委員会に分割付託されました議案第9号 平成18年度うるま市一般会計予算のうち、本委員会に分割付託された福祉部、教育委員会関連について、審査の概要を報告いたします。 まず初めに、福祉部関連について、委員から「子育て家庭の就園モデル事業の事業内容は」との質疑があり「この事業は平成17年度から国事業として出ている。18年度は認可外を認可にしていくための支援モデル事業で、現在、待機している児童を一時的に認可外へ預ける事業である。通常の認可化促進事業とは別事業である。公立法人保育園に入れない待機児童を一定の基準をクリアした認可外に案内して、待機児童の解消を図る事業である」との答弁がありました。 また、委員から「17年度との比較で、ほとんどの事業が減額になっている中、特別障害者手当等給付事業費は若干増額になっているが、その理由は」との質疑に対しては、「予算額は昨年度の実績に基づいているが、障害者が年々増加傾向にあり、伸び率から今後もふえるだろうと246名を想定しての計上である」との答弁があった。その他ファミリーサポートセンター事業費生活保護費返納金家庭児童相談室費等にも活発な質疑がありました。 次に教育委員会関連であります。審査の中で委員から「スクールバスの委託方法と委託先、現在の運行状況で支障はないか」との質疑がありました。このこと対し、執行部からは「旧具志川市では、タクシー会社と委託契約している。専門職なので非常に助かっており、担当者が事情により運転できない場合も、かわりの方が対応している。旧与那城町については、平安座総合開発と安価で契約しており、18年度も継続していきたい。午前2回、午後3回の運行状況だが、現在特に苦情等もないので支障はないと考えている」との答弁がありました。 委員から「市指定研究校補助金・へき地教育補助金・学力向上対策委員会補助金はどこの学校への補助金か」との質疑に対し、執行部からは「市指定研究校は、市内の全学校に割り当てており、それぞれの学校が課題解決のために活用している。へき地教育研究補助金は、伊計小中学校、宮城小学校・中学校、比嘉小学校、浜中学校、桃原小学校、津堅小中学校の7校の集合学習・交流学習等に充てている」との答弁がありました。 その他、各款、項、目の詳細にわたって活発な質疑が行われ、慎重に審査した結果、議案第9号 平成18年度うるま市一般会計予算のうち、福祉部及び教育委員会関連についての予算は原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。 ○議長(崎原弘) 次に、市民経済委員長。 ◎市民経済委員長(伊波良紀) 市民経済委員会に分割付託された議案第9号 平成18年度うるま市一般会計予算について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 コミュニティーバス運行管理費について、委員から、バスの大きさや運行開始、利用者の見込みについて質疑があり、当局から「コミュニティーバスは中型の低床バス、8台購入予定、運行開始は今年の8月から9月に予定、パーソントリップ調査で1,000名の利用者を想定しており、運賃は通常の路線バスの料金になります」との説明がありました。また、「財政難の中、1億4,000万円もの予算をつけることについて、さらに本来、庁舎と庁舎をつなぐ交通弱者の方々のためのものではなかったのですか」との質疑があり、当局から「協議を重ねてきた中、バス事業者へ委託することで財政当局とも話し合いをしていますし、市民の生活の一部になり、障害者の方々へ配慮するためにも8台の低床バスが必要だということで決まりました」との答弁がありました。委員からバスの契約と保守管理、また赤字になった場合についての質疑があり、当局から「バスの購入は入札を予定し、保守管理については公募型で募集します。市がバスを提供し、運営については運賃収入で補てんしてもらいます。財源は特例債を充てていきますが、運行開始をして赤字が続くようでしたら、3年をめどに市が補てんするかを検討していきます。さらに国・県の補助も受けられる可能性もあるので、それを利用しながら運行していきます」との答弁がありました。また既存の路線バスへの影響についての質疑があり、当局から「影響が出ないように協議をしていきます」との答弁がありました。 合併処理浄化槽設置費補助金について質疑があり、全体では14基で5人槽が8基、7人槽が4基、10人槽が2基で申請されています。これは旧具志川で計画されたものを計上していますが、うるま市としての下水道区域見直しが平成20年に予定されていますので、それに向けて下水道課と調整していきますとの答弁がありました。 予防接種健康被害調査委員報酬について、委員の人数と活用内容についての質疑があり、当局から「予防接種を受けて、体調がおかしくなった場合に委員会を立ち上げて予防接種法の規定に基づいて国へ報告します。また、委員は保健所の所長、医師会の方、また行政側から助役がメンバーになっております」との答弁がありました。 農業者年金業務委託手数料についての質疑があり、当局から「新しい制度になって10人くらいの加入がありますが、農家の方は国民年金と農業者年金を支払いすることになり、保険金が最低で月2万円になることから、なかなか加入する人がいないと思います。しかし、35歳以下なら国から1万円の補助がありますので、加入促進のために広報で周知していきます」との答弁がありました。 さとうきび種苗対策事業について、委員から「今度の春植え種苗が半減したと農家からの苦情がありましたが、新植分は十分に対応できる予算ですか」との質疑があり、当局から「この種苗対策事業は、種苗を無償でもらって農家がそれをふやしていく事業で、必要な分だけもらえるというわけではないです。また新植分全部に対応するものではなくて、農家自らふやしてくださいということです」との答弁がありました。 まつり運営補助金についての質疑があり、まつりについては検討委員会で統一することで決まりました。予算の1,650万円については、適当な額なのかを含め予算が成立次第、4月中に実行委員会を開催し、場所と期日等を早目に決定していく考えです。また、与勝地域でのエイサーについては青年団協議会と調整を行い、別にエイサーまつりを開催する方向で進めており、その場合、教育委員会の予算計上になりますとの答弁がありました。 うるま市観光振興ビジョン作成事業について、委託する必要性、さらに選定委員会、策定事業者選定委員会の業務の内容についての質疑があり、当局より「策定委員会についてはすべての地域の中から観光振興に係るその分野にたけている住民の方も入れ、いろんな意見、考え方を取り入れていきたいこと、またビジョン策定についての基本的な発表をしてもらい、その判断は策定事業者選定委員会で行いますが、今回のビジョンが今後のうるま市の観光指針になりますので慎重に進めていきます。そのために、より専門的な皆さんの知識が必要ということにより委託料を計上しています」との答弁がありました。 EMによる減農薬作物実証ほ設置委託事業について、委員から、この事業は平成13年度から続いていますが、「行政が実証してあげる必要性、またEMの効果に疑問があります」との質疑があり、当局より「インゲンは収穫量も上がり、育ちもよいという結果が出ており、減農薬でも十分やっていけるということを実証していますので、市民の健康を考えると減農薬での栽培はよいということでEMを進めています」との答弁がありました。また、他の委員から「EMは作物の生育もよく、病気が少ない上、収穫量も上がるという実績も出ていますのでEMの奨励と実証ほ設置委託事業は進めてほしい」との意見もありました。 慎重に審査した結果、当委員会に分割付託された予算に関することにつきましては原案のとおり可決すべきものと決しております。以上です。 ○議長(崎原弘) 以上で、各委員長の報告が終わりました。 これから委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。    (「質疑なし」と言う者あり) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 休憩いたします。 休 憩(10時40分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(10時43分) ○議長(崎原弘) 再開いたします。 これから討論に入ります。 議案第9号 平成18年度うるま市一般会計予算に、討論の申し出があります。 まず反対討論の発言を許します。照屋 純議員。 ◆81番(照屋純議員) おはようございます。議案第9号 平成18年度うるま市一般会計予算に反対する立場から、反対討論をします。議員諸賢のご賛同をよろしくお願いします。 ご高承のとおり、平成18年度は2市2町が合併して2年目の大事な年であります。予算編成も、おのずから合併協定書に基づき、旧石川市、旧勝連町、旧与那城町及び旧具志川市の行政の継続性を尊重して、重点的な予算編成であるべきでございましたが、むしろ短絡的、総花的で、かつ新年度の議案の説明の域を出ておりません。特に、合併当時からうるま市が背負ってきました国保事業のひずみ、赤字等を果敢に是正する編成方針であるべきです。あの赤字解消こそ、当時の首長らの政治的苦悩であったと今でも信じて疑いません。 しかるに、執行当局は経常収支比率が95%を超えるほどに、しかも合併前につくられたサンライズぐしかわ構想事業、市街地再開発、総合福祉センター、その他大型ハード事業等の総花的予算編成でしかありません。特に、あの悪名高いサンライズぐしかわ構想事業に、新年度も補助金1,000万円を計上しているのは見逃すわけにはまいりません。これで、この事業に関して平成13年度以来、今日まで実に1億8,455万円余りをつぎ込むことになります。その成果は、平成16年11月におきなわ健康長寿院を開院しただけです。この事業たるや、中国式はり・やいとうです。しかも赤字経営であり、これと同じような事業所はうるま市内には昔から個人経営で20カ所以上もあり、4地区で苦しいながらも鋭意頑張っておられるのは、議員諸賢がよく知るところであります。 そもそも、この事業の始まりは、当時の知念具志川市長が平成13年度の施政方針で明らかにしたことからです。知念市長いわく、21世紀の新たな健康文化の創造を目指して、構想の実現に向けて取り組みたいとのことでした。そして、このいいかげんな構想を糊塗したのが、たった一つの事業に、知念市長が平成14年3月に100冊で3,600万円かけて委託作成したサンライズぐしかわ基本構想の報告書に始まり、サンライズぐしかわ基本計画報告書(委託料500万円、100冊)(平成15年3月)、具志川市「健康長寿研究クラスター形成ビジョンの策定」(委託料750万円、200冊)(平成15年3月)、具志川市「健康長寿研究クラスター形成ビジョンの策定」報告書(委託料820万円)、サンライズぐしかわ構想における中国中西医結合医薬学会との連携に関する基本調査報告書(委託料400万円)など実に5,670万円の公費を、しかもすべて一般財源からの支出であります。これらの事業計画は、砂上の楼閣を建築するようなもので、非常に危険です。上記報告書は、議会事務局の図書室にありますから、議員諸賢におかれましては、ぜひお目通しください。この事業が5年経過するも、市民の前にその悪態が出せない理由が一目瞭然とします。 特にサンライズぐしかわ基本構想の134ページ、135ページをごらんになれば、この事業の虚像がはっきりします。その概要を申し上げましょう。宇堅ビーチの後背地に実に200億円の巨費を投じて、財団法人おきなわ健康長寿研究開発センターによる12億6,900万円の本部事務所、3,300㎡の新築、中西医結合医薬学研究所、これも12億6,900万円の3,300㎡の新築、健康増進センターで18億6,500万円の5,000㎡の新築であり、これらはすべて、沖縄県と具志川市の財団方式であり、リスクが非常に高い第三セクター運営方式であります。その他17の大型のプロジェクトに、沖縄電力やその他の民間企業を巻き込んだ、実に155億9,700万円の投資額になる予定です。さらに、その基本構想プロジェクトの経済効果は、1,000人の域内雇用、30以上の企業誘致・研究所、年間30万人の地区内誘致、療養客などのもくろみなどで、年間約300億円の関連売り上げを予定しております。宇堅ビーチの後背地に立地可能な事業は、せいぜい2つか3つです。しかも経営採算を度外視してのことです。上記の事業計画に関して、経営的に興味を持ってくれる企業がございましたら、そのお顔を拝みたいものでございます。 我々は、平成13年度の構想発表のときから、この構想の計画性、合理性、実現性、合法性、実効性や整合性に大きな政策的疑問を抱いてきましたので、機会あるごとに、この事業の断念や軌道修正を訴えてきました。与党の一部でさえも、この事業の時期尚早論や軌道修正などを提言しましたが、知念市政は一考だにせず、今日見る泥船プロジェクトになりつつある現状です。 このサンライズぐしかわ構想事業のむだ遣いは、当局の説明では、まず、前述の委託料の合計が5,670万円、この財団法人設立時に設立準備金として4,000万円の助成金と1,095万円の基本財産の寄附行為があります。これは商事会社の出資金や株券に当たります。さらに、財団法人運営補助金として平成16年から平成18年度の3カ年分として3,000万円があります。その他、中国黒龍江省大慶市交流費や中西医結合医薬研究員交流費として、4,335万円の支出済みと、新年度中国黒龍江省大慶市文化交流費として355万円余りの支出予定を加算しますと、優に1億8,400万円余りの税金のむだ遣いになることを危惧します。うるま市民は、これらを適正な支出として認めるはずがなく、第3の不当支出金の返還命令や損害賠償請求の住民訴訟を心配します。 さらに続きます。企画総務委員会において、新年度の当該財団法人に対する補助金1,000万円の審査の段階で、当該補助金交付申請の事業計画書等の添付書類と過年度の実績報告の提出を強く求めたところ、当局がしぶしぶ出してきたのが、平成17年7月20日、財団法人おきなわ健康長寿研究開発センターから出された別添、おきなわ健康長寿研究開発センター運営についての要請であります。その要請趣旨は、実におんぶに抱っこの甘ったれ要請であると断じざるを得ません。その一つに、この財団の安定運営のために、財団運営基金をつくってください。その2に、この財団は運営管理費の財源確保に困っているから、事業費の概算払い、すなわち前金をちょうだいのおねだり、その3に、平成16年から18年度までの年間1,000万円の補助金を今後も続けてほしいとのお願い。その4に、財団の財政事情が苦しいから、行政負担として、職員を出向させてくださいなど、言語道断の要請と酷評せざるを得ません。 そのために、今からでも遅くはないです。議会が与野党の立場を超えて、議会人として鋭意な監視眼力と勇気ある監督機能を発揮して、市長の財政運営のひずみや過ちを是正すべきだと考えます。 つきましては、議会が一致して、議案第9号 平成18年度うるま市一般会計予算を否決してくださるようお願いします。ご清聴まことにありがとうございました。 ○議長(崎原弘) 次に、賛成討論の発言を許します。仲本 辰雄議員。 ◆20番(仲本辰雄議員) 議案第9号 平成18年度うるま市一般会計予算に賛成の立場から討論を行います。 平成18年度うるま市一般会計予算は、歳入歳出それぞれ416億2,476万2,000円とするものであります。これは、平成17年度当初予算445億4,899万2,000円より6.6%の減でありますが、前年度は旧4市町の打ち切り決算に伴う未収、未払い額が含まれており、未払い額を除いた予算額と比較しますと、実質2.1%の伸びであります。これは、県内41市町村のうち27市町村が予算の減額をした中において、合併による利点を生かした予算で、うるま市民のニーズにこたえる内容であり、予算編成に当たっては、限られた財政の中で新市建設計画の実現に向け編成されており、評価すべき予算であると認識しなければならないものと考えます。 歳出予算における新市建設計画の7つの基本方針に係る事業費としては、171億6,300万7,000円となっており、その内訳と主な事業等を見ますと、1つ目に沖縄県の中核都市としての魅力ある都市基盤づくりに76億914万7,000円。主な事業として、新市のまちづくりに関する基本計画の策定としてのうるま市総合計画策定事業や、地域に密着した交通体系の充実のためのコミュニティーバス等運営事業、魅力と活力にあふれる市街地の整備になくてはならない都市計画基礎調査事業、そのほかに市域を連絡する道路網の整備として石川西線道路改築事業ほか15件の道路整備改築事業が予定されております。快適で暮らしやすい住環境の整備では、住宅マスタープラン策定事業、公園整備事業、住宅改良事業、土地区画整理事業、楚南返還地区等跡地利用計画策定事業等、19件の事業が網羅され、これらの事業は企業の活性化に大きな貢献をもたらします。 2つ目に、未来に向けた情報化、国際化の基盤づくりに2,458万1,000円。主な事業として、多様な交流を活発にする情報基盤の整備として職員1人1台パソコン体制の整備、中国黒竜江省大慶市との文化交流事業、世界のウチナーンチュ大会本市出身者歓迎会があります。 3つ目に、地域資源を生かした豊かで活力ある産業づくりに20億1,798万1,000円。主な事業として、あすの豊かさを担う農業、畜産業の振興事業として、宮城地区、高江洲地区の集落地域整備事業、農村振興総合整備実施計画策定事業、工業の活性化としてのIT事業支援センター建設事業、石川イベント公園屋外運動場整備事業、うるま市観光振興ビジョン作成事業等のほか、基盤整備事業が数多くあり、産業創出や雇用の拡大、観光産業の振興に大きく貢献するものであります。 4点目に、自然と共生した安全で快適な生活環境づくりに30億1,780万3,000円。主な事業として、安全で安心できる防災、防犯体制の整備としての与那城地区防災行政無線改修事業、化学消防自動車、小型動力ポンプ付水槽車の購入事業等があり、これらは市民の生命、財産を守る上から欠くことのできないものであります。 5点目に、安らぎとふれあいが支える健康福祉づくりに22億2,712万4,000円。主な事業として、だれでもどこでも安心して暮らせる地域福祉の推進としての総合福祉センター建設事業、障害者福祉計画策定事業、地域福祉計画策定事業、すべての人々が安らぐ心と体の健康づくりの推進として健康うるま市21計画策定事業、いつも生き生き高齢者が生涯現役で活躍できる環境整備としての介護予防及び新予防給付対策事業、未来を担う子供たちのための子育て支援の推進としての保育所整備事業、認可化移行促進事業等のほか、生活保護扶助費、乳幼児医療費助成事業、母子父子世帯等医療費助成事業など、乳幼児から高齢者や身体・知的・精神障害等の施策に関する多くの重要な事業が網羅されております。 6点目に、人と歴史が織りなし、ともに学び創造する教育文化づくりに19億8,646万4,000円。主な事業として、未来を支える学力と生きる力をはぐくむ特色ある教育環境の整備として、石川中学校改築事業、中原小学校新増改築設計等のほか、多くの事業があります。これらの事業予算は、次代を担う児童生徒の安全確保と心身の健全な発展に欠くことのできないものであります。 7点目に、パートナーシップで築く住民主役のまちづくりに、2億7,990万7,000円。主な事業としてコミュニティーの充実強化と人づくり、心づくりの推進としての学習等供用施設整備事業は、勝連南風原地区、石川前原地区の公民館建設、赤道地区の公民館防音機能復旧事業は、地域住民の期待にこたえるものであります。市民と行政のパートナーシップの確立のための広報の印刷業務、柔軟で効率的な行財政機構の確立としての情報ネットワーク整備事業、戸籍事務電算化事業などが計上されております。 このように、この予算は新市建設計画に掲げる新市の将来像である、豊かな自然と人が調和した、健康で心豊かな、活力ある歴史と文化のまちを実現し、新市の一体性の速やかな確立を図るために、新市のまちづくにおける7つの基本方針に基づく実施計画を実現するものであります。また、この予算における福祉関係の中で、特筆されるのは、昨今独居老人の孤独死などの社会問題がある中、独居老人の安否を確認するふれあいコール事業、在宅で寝たきり老人の介護者への支援事業である寝たきり老人介護手当、夏休み等に中高生障害児を預かる障害児タイムケア事業の導入により、保護者は安心して仕事に行けるようになっております。そのほかファミリーサポート事業などが挙げられます。福祉のまちうるま市の伝統を今つくり上げようとしております。 以上、平成18年度一般会計予算の主なものを申し上げましたが、この予算はうるま市民11万6,000人の生活及び福祉向上に寄与するとともに、安心して暮らせるまちづくりを推進する上から、欠かすことができない重要な予算であります。よって、議案第9号 平成18年度うるま市一般会計予算に賛成いたします。議員諸賢のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(崎原弘) これで討論を終結いたします。 休憩いたします。 休 憩(11時03分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(11時03分) ○議長(崎原弘) 再開いたします。 これから採決に入ります。 議案第9号 平成18年度うるま市一般会計予算を採決いたします。 本案は起立により採決いたします。本案は原案のとおり可決することに、賛成の議員の起立を求めます。        (起立多数) 起立多数であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 議案第16号 うるま市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第19号 うるま市附属機関設置条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第21号 うるま市消防手数料条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第26号 うるま市長職務執行者の給与及び旅費に関する条例を廃止する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第27号 沖縄県市町村総合事務組合規約の変更についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第31号 平安座地区コミュニティ防災センター条例の全部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 しばらく休憩いたします。 休 憩(11時07分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(11時21分) ○議長(崎原弘) 休憩前に引き続き会議を開きます。
    △日程第9.議案第13号 平成18年度うるま市公共下水道事業特別会計予算から日程第11.議案第23号 中部広域都市計画事業安慶名土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例までの3件を一括して議題といたします。 建設委員長の報告を求めます。建設委員長。 ◎建設委員長(松田輝) ┌──────────────────────────────────────────────┐│                                      平成18年3月31日││うるま市議会議長 崎 原   弘 殿                            ││                                   建設委員会      ││                                   委員長 松 田   輝││                                              ││               委 員 会 審 査 報 告 書                ││                                              ││ 本委員会に付託の事件は審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告 ││します。                                          ││                                              ││                      記                       ││                                              ││ ┌──────┬─────────────────────────────┬─────┐ ││ │ 事件の番号 │          件        名         │ 議決結果 │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第13号 │平成18年度うるま市公共下水道事業特別会計予算       │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第22号 │うるま市営住宅条例の一部を改正する条例          │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第23号 │中部広域都市計画事業安慶名土地区画整理事業施行条例の一部を│ 原案可決 │ ││ │      │改正する条例                       │     │ ││ └──────┴─────────────────────────────┴─────┘ ││                                              │└──────────────────────────────────────────────┘ 審査の概要をご報告いたします。 議案第13号 平成18年度うるま市公共下水道事業特別会計予算については、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ39億26万円とするものであります。 当局から「日本下水道事業団に発注する」との説明に対し、委員から「市の発注工事であるので、市内の業者を活用するのが望ましい。事業団は全国に発注するのではないか。地元業者でもメーカーに発注できる」との意見がありました。また、委員から「旧4市町の整備率について」の質疑があり、当局から「旧具志川市65.6%、旧勝連町37%、旧与那城町38.7%、旧石川市97%であり、平均で71.4%である」との答弁がありました。慎重に審査した結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 次に、議案第22号 うるま市営住宅条例の一部を改正する条例については、安慶名団地B棟及びC棟の完成に伴い、当該条例の一部を改正する必要があり提案されたものであり、特段問題とすることなく、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 次に、議案第23号 中部広域都市計画事業安慶名土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例については、土地区画整理法第85条の4第3項第3号(高度利用推進区への換地の申し出等)の規定により、当該申出に係る宅地の地積について、高度利用を図り、必要な換地または共有持ち分を与える土地を定めるため、条例の一部を改正する必要があるため提案されたものであり、特段問題とすることなく、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。以上です。 ○議長(崎原弘) 建設委員長の報告は終わりました。 これから委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。    (「質疑なし」と言う者あり) 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終わります。 これから討論に入ります。討論ありませんか。    (「討論なし」と言う者あり) 討論なしと認めます。これで討論を終結いたします。 これから採決に入ります。議案第13号 平成18年度うるま市公共下水道事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第22号 うるま市営住宅条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第23号 中部広域都市計画事業安慶名土地区画整理事業施行条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第12.議案第15号 公有財産の無償譲渡についてから、日程第19.議案第36号 平成18年度うるま市介護保険特別会計予算までの8件を一括して議題といたします。 教育福祉委員長の報告を求めます。教育福祉委員長。 ◎教育福祉委員長(山田義喜) ┌──────────────────────────────────────────────┐│                                      平成18年3月31日││うるま市議会議長 崎 原   弘 殿                            ││                                   教育福祉委員会    ││                                   委員長 山 田 義 喜││                                              ││               委 員 会 審 査 報 告 書                ││                                              ││ 本委員会に付託の事件は審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報告 ││します。                                          ││                                              ││                      記                       ││                                              ││ ┌──────┬─────────────────────────────┬─────┐ ││ │ 事件の番号 │          件        名         │ 議決結果 │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第15号 │公有財産の無償譲渡について                │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第17号 │うるま市障害者介護給付費等審査会委員の定数等を定める条例 │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第20号 │うるま市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関す│ 原案可決 │ ││ │      │る条例の一部を改正する条例                │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第25号 │うるま市石川会館条例の一部を改正する条例         │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第29号 │うるま市伊計島老人憩いの家条例の全部を改正する条例    │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第30号 │うるま市社会福祉センター条例               │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第35号 │うるま市介護保険条例の一部を改正する条例         │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第36号 │平成18年度うるま市介護保険特別会計予算          │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ └──────┴─────────────────────────────┴─────┘ ││                                              │└──────────────────────────────────────────────┘ 審査の概要を報告いたします。 まず初めに、議案第15号 公有財産の無償譲渡について、本案は遊休化した旧与那城町立与那城第3保育所施設を有効活用すべく、社会福祉法人中陽福祉会に無償譲渡し、障害者デイサービス等社会福祉向上の促進を図るもので、地方自治法第96条第1項の規定により議会の議決を必要として提案されたものであります。 委員から「使用期間の期限は決めてあるのか」との質疑があり、「この建物の改築・改修は同社会福祉法人が行う。使用期間は特に定めていないが、無償譲渡は障害者デイサービス等の事業を展開していくことを条件としているので、それに反して事業廃止の場合は返還となる。新築となると現建物とは全く別の問題となる」との答弁がありました。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 次に、議案第17号 うるま市障害者介護給付費等審査会委員の定数等を定める条例について、「委員の定数、任期は」との質疑があり、「委員は25人、1合議体5人の5合議体を予定している。そのうち1合議体は無任所として設置し、過半数割れの合議体が出た場合、応援できる体制である。現在、精神科医、内科医、精神保健福祉士、社会福祉士等16人は内定している。今回の委員の任期は平成19年3月31日まで。条例上の任期は2年である」との答弁がありました。 審査の結果、本案は特に問題とするところなく、原案のとおり可決すべきものと決しております。 次に、議案第20号 うるま市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、本案は議案第17号に関連して障害者介護給付費等審査会委員の報酬を定め、別表中に追加する条例の一部改正である。 本案は特段問題とするところなく原案のとおり可決すべきものと決しております。 次に、議案第25号 うるま市石川会館条例の一部を改正する条例について、委員から「石川会館の使用料金が、きむたかホールや市民芸術劇場に比べて値下がりするということで、市民には利用しやすい状況になるが、催しやイベント等のリハーサルで使用する場合も提案している料金での使用なのか。料金改正の市民への周知は」との質疑があり、「リハーサルについては従来どおり5割減額の規定を適用する。周知については広報等を活用して周知していきたい」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 次に、議案第29号 うるま市伊計島老人憩いの家条例の全部を改正する条例と議案第30号 うるま市社会福祉センター条例は関連いたしますので、一括してご報告いたします。両案とも地方自治法の一部を改正する法律に基づく指定管理者制度の導入を図るため当該条例を改正するため提案されたものであります。 審査の中で、委員から「指定管理者制度を導入することによって住民へのサービス低下につながらないか」との質疑があり、執行部は「従来の事業内容をサービス低下することなく引き継ぐのを基本としている。6月に、現在管理委託している公共的団体を指定する予定であるので、現在と変わらないサービスができる」との答弁がありました。 慎重に審査した結果、議案第29号、議案第30号は原案のとおり可決すべきものと決しております。 次に、議案第35号 うるま市介護保険条例の一部を改正する条例について、委員から「今回の改正は、具志川と勝連が増額になり、石川と与那城が減額となる。このような設定をするときに、勝連の1万1,000円の増と与那城の5,000円の減額ということになると、大きな差額である。この保険料を設定するときに、いろんな条件をできるだけ無理なく調整することはできなかったのか」、「負担は軽く、サービスは高くという観点からも低いところの料金を引き上げて均等にするのではなく、段階的に設定していただきたい」と、今回の改正に反対する意見が数多く出され、慎重に審査を行いました。 採決にゆだねた結果、賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 次に、議案第36号 平成18年度うるま市介護保険特別会計予算について、委員から「介護保険料8億8,883万円は、議案第35号の条例の一部改正に基づく計上なのか」との質疑に対し、執行部は「提案してある条例の一部改正が改正されるものとして計上してある」との答弁がありました。委員から「地域支援事業は新しい施策の目玉事業だが、具体的な事業内容は」との質疑に対し、「転倒骨折予防教室、高齢者筋力向上トレーニング、食の自立支援事業、食の自立支援アセスメント事業、高齢者食生活改善事業、特定高齢者把握事業等である。地域支援事業の対象者は要介護になるおそれの高い高齢者と地域のすべての高齢者で、要介護状態にならないための事業を展開していく」との答弁でありました。 その他活発な質疑が行われ、慎重に審査した結果、本案は議案第35号との関連もあり、採決にゆだねた結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。 ○議長(崎原弘) 教育福祉委員長の報告が終わりました。 これから委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。    (「質疑なし」と言う者あり) 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終わります。 休憩します。 休 憩(11時41分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(11時41分) ○議長(崎原弘) 再開します。 これから討論に入ります。 議案第35号 うるま市介護保険条例の一部を改正する条例、議案第36号 平成18年度うるま市介護保険特別会計予算について討論の申し出があります。 まず、議案第35号についてから討論を行います。反対討論の発言を許します。伊盛 サチ子議員。 ◆78番(伊盛サチ子議員) 皆さんこんにちは。それでは議案第35号 うるま市介護保険条例の一部を改正する条例について反対の討論を行います。 国の保険料の制度改編によって、今年4月から65歳以上の介護保険料が全国平均月額4,090円で、現行の3,293円より24%増、県内における平均月額4,875円は1.7%、82円引き下げられております。65歳以上の保険料は市町村が決定し、見直しし、改定されるものです。本市においては、今回の条例改正に伴い基準額が4,950円と設定され、全国、全県に比較しても高くなる地区もあります。本来合併に至っては負担は低く、サービスは高くと、合併協においても論議されてきたところであります。委員会質疑の中においても、先ほど委員長からの報告もありましたが、負担は軽く、サービスは高くという観点からも、低いところの料金を引き上げて均等にするのではなく、段階的に設定していただきたい。また、具志川と勝連が増額になり、石川と与那城が減となる。このような差額については、これは介護保険料合併自治体に複数設定、厚生労働省容認、広域化推進への時限措置ということで、厚生労働省は合併や広域連合の設立に際して参加する市町村の保険料額に大きな差額がある場合は、最長6年間、複数の保険料額を設定できるとある。そのことからしても、旧勝連の1万1,000円の増、旧与那城の5,000円の減には大きな開きがあるものであり、行政当局は、合併によって調整されずに、これまでに不公平な保険料徴収であったにもかかわらず、今回の保険料設定においても、あらゆる角度から検討し、少しでも市民の負担の差額分をなくす努力をしたのか疑問であります。旧4市町の保険料設定とも比較して、引き上げられる地区にとって大きな負担増となっていることから賛成できるものではありません。よって、うるま市介護保険条例の一部を改正する条例について反対をいたします。議員各位のご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(崎原弘) 次に、賛成討論の発言を許します。石川 尚光議員。 ◆19番(石川尚光議員) 議案第35号 うるま市介護保険条例の一部を改正する条例について、原案に賛成する立場から賛成討論を行います。 2000年にスタートした介護保険制度は、施行後5年目の見直しの時期を迎えております。最大の問題は、要介護者が急増する中で、いかに保険料の上昇を抑制しつつ介護サービスを充実させるかであります。要支援、要介護の認定者数は制度発足時の218万人から急増して、現在400万人を超えております。中でも要支援、要介護1が倍増して、全体の半数を占めており、費用は2000年度の3兆2,000億円から2004年度には5兆5,000億円に膨れ上がり、2006年度は制度開始時2000年に比べて、約2倍の7兆1,000億円に上るとされております。 さて、今回の介護保険条例の改正は、第3期介護保険事業計画に基づき、これまでの介護給付費の動向や、今後新たに実施する地域支援事業、地域包括支援センターの設置など、今後3年間の事業量を総合的に勘案しての保険料率の設定となっております。負担と受益は表裏の関係にあります。現行の保険料で介護サービス、介護予防事業等を実施すると、結果的に財源不足になり、赤字になれば県が所管する財政安定化基金からの借り入れをしなければなりません。この借入金は次の3年間の事業運営期間の保険料で償還するようになっており、平成21年から平成23年までの第4期介護保険料が極端に高くなることから、被保険者の負担は大変厳しい状況になってしまいます。 また、不均一保険料ついては、市町村合併を円滑にするための合併前の特例であります。厚生労働省労働保険局介護保険課の見解として、「介護保険の保険料は負担の公平の観点から、一つの保険者において一つであることが原則である」と回答しております。広域連合、合併、その他広域化を行う場合においての経過措置として不均一の賦課が許容されておりますが、うるま市は既に合併して1年を経過していることから、正当な理由になりません。このことは、今回合併した宮古島市も統一した保険料になっていることは、ご承知のことと思います。 今回の介護保険条例の一部を改正する条例は、住民代表や保健、医療、福祉の代表者が委員として構成され、うるま市高齢者保健福祉計画策定委員会において、慎重に審議され決定した介護保険事業計画を基礎として、今後3年間の事業を総合的に見据えた条例改正となっております。よって、本案は原案どおり可決すべきものとして、議案第35号に賛成をいたします。議員諸賢のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(崎原弘) 次に、反対討論の発言を許します。島袋 行正議員。 ◆71番(島袋行正議員) 議案第35号 うるま市介護保険条例の一部を改正する条例に反対の立場から討論を行います。 今回の改正案は、一部地域では最高で1万1,100円、また一部地域では5,000円下がるということで、格差が最大で1万6,100円の差があるんです。この最高で上がる地域では、合併前に行政と地域が一体となって、介護予防事業を熱心に取り入れ、できるだけ介護保険料にはね返らないように努力した結果が低い保険料でありました。また、保険料が上がるところには、津堅島に介護支援施設をつくるということで執行部から答弁がありましたが、これは合併前に旧勝連町で行政が介護支援施設をつくると約束したのがあった。 介護保険料は一保険者一保険料であると法律では定められておりますが、厚生労働省の時限措置として介護保険料を合併自治体に複数設定してもよいと記してある。同省の通知によると、合併や広域連合の設立に際して、参加する市町村の保険料額に大きな格差がある場合は最長6年、複数の保険料額を設定できるとしている。著しい格差を是正するため、段階的に改正を最長6年かけてできるのを、あえて合併1年の平成18年に改正しようとすることは、断じて容認できません。 合併前のかけ声は「サービスは高く、負担は低く」。でも今回の改正案は、「サービスは低く、負担は高く」。よって、この議案第35号 うるま市介護保険条例の一部を改正する条例に反対いたします。議員諸賢のご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(崎原弘) 引き続き、東浜 光雄議員。 ◆85番(東浜光雄議員) 議案第35号 うるま市介護保険条例の一部を改正する条例について反対の立場から討論をいたします。 議案第35号 うるま市介護保険条例の一部を改正する条例は、第5条第1項の保険料率について、現行の不均一保険料から統一保険料とし、保険料額の改正を行うものですが、現行の保険料額と次期改正保険料額を比較対照した場合、旧具志川市の第1段階で、現行保険料が2万9,388円に対し、改正保険料額の2万9,700円、差額で312円の増額となります。第4段階で、現行保険料5万8,776円に対し、改正保険料5万9,400円、差額で624円の増額。第6段階で、現行保険料8万8,164円に対し、改正保険料8万9,100円、差額で936円の増額であります。旧石川市で、第1段階で、現行保険料3万円に対し、改正保険料2万9,700円、差額で300円の減額。第4段階で、現行保険料6万円に対し、改正保険料5万9,400円、差額で600円の減額。第6段階で、現行保険料9万円に対し、改正保険料8万9,100円、差額で900円の減額であります。旧与那城町で、第1段階で、現行保険料3万1,000円に対し、改正保険料2万9,700円、差額で1,700円の減額。第4段階で、現行保険料6万2,700円に対し、改正保険料5万9,400円、差額で3,300円の減額。第6段階で、現行保険料9万4,100円に対し、改正保険料8万9,100円、差額で5,000円の減額であります。旧勝連町においては、第1段階で、現行保険料2万6,000円に対し、改正保険料2万9,700円、差額で3,700円の増額。第4段階で、現行保険料5万2,000円に対し、改正保険料5万9,400円、差額で7,400円の増額。第6段階で、現行保険料7万8,000円に対し、改正保険料8万9,100円、差額で何と1万1,100円の増額となります。この格差は、旧勝連町の被保険者に大変な負担を強いることになり、断じて容認できるものではありません。これまで健全な介護保険事業に取り組みをしてきた勝連が、合併により不利益をこうむっていると言わざるを得ません。 介護保険料については、一保険者一保険料が原則でありますが、厚生労働省は、介護保険財政の強化と市町村合併の弊害をなくす目的で、経過措置として、平成14年6月22日付、老健局介護保険課長名で、合併や広域連合の設置に際して参加する市町村の保険料に大きな格差がある場合は、最長6年間、複数の保険料額を設定できる旨を、全国都道府県に通知をいたしております。そのことから見ますと、本市の合併が平成17年4月1日であることから、平成18年から平成20年までの第3期介護保険計画期間において不均一課税が設定できることになります。当局は、次期保険料額について、保険料額の差額を是正し、被保険者の負担の軽減を図っていく上から、第3期介護保険計画において、保険料率を不均一課税とし、保険料額の設定をして提案すべきであります。よって、私は議案第35号 うるま市介護保険条例の一部を改正する条例に反対いたします。議員諸賢のご賛同をよろしくお願い申し上げまして、反対討論といたします。 ○議長(崎原弘) 議案第35号の討論を終わります。 次に、議案第36号について討論を行います。反対討論の発言を許します。伊盛 サチ子議員。 ◆78番(伊盛サチ子議員) 皆さんこんにちは。それでは、議案第36号 平成18年度うるま市介護保険特別会計予算について反対の討論を行います。 本予算は歳入歳出が総額55億8,378万8,000円となっております。歳入のうち、介護保険料8億8,883万円については、議案第35号の介護保険条例の一部を改正する条例に基づいて計上されている予算案となっております。 これまで、65歳以上の高齢者が支払う保険料は合併前に設定された4地区で増減のばらつきがあるにもかかわらず、合併に伴って調整されてきませんでした。今回、第3期の保険料改定によって均一で統一を図るということで、第1、第2段階が2,475円、第3段階が3,712円、第4段階が4,950円、第5段階が6,187円、第6段階が7,425円の保険料設定額となっています。その中で、基準額4,950円を旧対比で見た場合、旧具志川1.1%の増、旧石川1.0%の減、旧勝連14.2%の増、旧与那城5.3%の減、旧与那城町の減5,000円に対して、旧勝連町1万1,100円の引き上げ、旧具志川市も引き上げをされることになっております。平成18年2月現在の普通徴収率は60.41%であります。これ以上の保険料の値上げは、高齢者の生活をも圧迫し、徴収低下を招くことにもつながるものであります。介護保険制度は、保険料のみの徴収だけではなく、介護サービスを利用すれば利用料1割負担、施設においては昨年10月より食費、居住費の自己負担分が導入され、さらに地方税法の改定により、高齢者の住民税非課税から課税対象となるなど、年金収入だけの生活者にとって大きな負担を強いるものであり、同じうるま市に住んでいながら、保険料負担設定差額分の開きは値上げをされる旧勝連、旧具志川にとって不公平な設定がなされるものであり、納得するものではありません。よって、本予算に反対するものであります。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(崎原弘) 次に、賛成討論の発言を許します。石川 尚光議員。 ◆19番(石川尚光議員) 議案第36号 平成18年度うるま市介護保険特別会計予算に賛成の立場から討論を行います。 2000年4月に始まった介護保険制度は、初めて大幅な見直しをし、改正介護保険法が平成18年4月1日より全面施行されます。膨らみ続ける給付費の抑制に向け、できるだけ介護が必要にならないよう、新予防給付を導入するほか、ひとり暮らしや認知症や高齢者が住みなれた地域で生活をすることを支える地域密着サービスが創設されることが特徴であります。今回の改正では、要介護認定区分が現行6段階から7段階にし、これまでの要支援と要介護1のほとんどは4月から新区分要支援1と要支援2に移行し、予防サービスの対象になります。予防サービスは15種類、予防型の通所では運動機能の向上、食事指導による栄養改善、感染症を防ぐ口腔ケアなど、介護にならないようにする事業であります。 さて、議案第36号の予算は新保険料で計上されており、介護サービス諸費45億1,000万円、介護予防サービス諸費が3億5,000万円余り計上されております。家族は、介護を必要とする高齢者を支えようとしても、核家族化や介護者の高齢化、女性の有職率の向上など、家族だけでは介護することが困難な時代となり、それを社会で支える仕組みが介護保険であります。負担と受益は表裏一体であり、老化に伴う介護ニーズにこたえるためにも、この予算は大事であります。また、保険料の不均一賦課については、介護保険の保険料は負担の公平の観点から一つの保険者において一つであることが原則である。しかしながら、広域連合、合併その他の広域化を行う場合において、保険料に著しい格差があるときにはこれを許容できると。あくまでも広域する前、合併する前のことであります。こういう通知が来ています。よって、第36号の原案に賛成をいたします。議員諸賢のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(崎原弘) これで議案第36号の討論を終わります。 これで議案第35号、議案第36号の討論を終結いたします。 これから採決に入ります。議案第15号 公有財産の無償譲渡についてを採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第17号 うるま市障害者介護給付費等審査会委員の定数等を定める条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第20号 うるま市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第25号 うるま市石川会館条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第29号 うるま市伊計島老人憩いの家条例の全部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第30号 うるま市社会福祉センター条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 休憩します。 休 憩(12時10分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(12時11分) ○議長(崎原弘) 再開します。 議案第35号 うるま市介護保険条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案は起立により採決いたします。本案は原案のとおり可決することに、賛成の議員の起立を求めます。        (起立多数) 起立多数であります。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。 議案第36号 平成18年度うるま市介護保険特別会計予算を採決いたします。 本案は起立により採決いたします。本案は原案のとおり可決することに、賛成の議員の起立を求めます。        (起立多数) 起立多数であります。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。 午前の会議はこの辺にとどめ、午後は1時30分から会議を始めます。しばらく休憩いたします。 休 憩(12時12分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(13時30分) ○議長(崎原弘) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第20.議案第10号 平成18年度うるま市国民健康保険特別会計予算から日程第30.議案第39号 世界遺産勝連城跡休憩所条例までの11件を一括して議題といたします。 市民経済委員長の報告を求めます。市民経済委員長。 ◎市民経済委員長(伊波良紀) ┌──────────────────────────────────────────────┐│                                      平成18年3月31日││うるま市議会議長 崎 原   弘 殿                            ││                                   市民経済委員会    ││                                   委員長 伊 波 良 紀││                                              ││                委 員 会 審 査 報 告 書               ││                                              ││ 本委員会に付託の事件は、審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第103条の規定により報 ││告します。                                         ││                                              ││                      記                       ││                                              ││ ┌──────┬─────────────────────────────┬─────┐ ││ │ 事件の番号 │          件        名         │ 議決結果 │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第10号 │平成18年度うるま市国民健康保険特別会計予算        │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第11号 │平成18年度うるま市老人保健特別会計予算          │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第12号 │平成18年度うるま市農業集落排水事業特別会計予算      │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第14号 │平成18年度うるま市水道事業会計予算            │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第18号 │うるま市交通安全対策会議条例               │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第24号 │うるま市漁港管理条例の一部を改正する条例         │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第28号 │うるま市国民健康保険税条例の一部を改正する条例      │ 否  決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第32号 │うるま市学習等供用施設その他の施設条例の全部を改正する条例│ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第33号 │うるま市商工業研修等施設条例の全部を改正する条例     │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第34号 │うるま市農村環境改善センター等条例            │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 議案第39号 │世界遺産勝連城跡休憩所条例                │ 原案可決 │ ││ │      │                             │     │ ││ └──────┴─────────────────────────────┴─────┘ ││                                              │└──────────────────────────────────────────────┘ 市民経済委員会に付託されました平成18年度予算4件、条例制定及び改正7件につきまして、審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 議案第10号 平成18年度うるま市国民健康保険特別会計予算について、委員から「徴収率が90%達成できたら、0.2%の国保税を上げることは解消されますか」との質疑があり、当局から「歳入欠陥が6億4,000万円あるので、徴収率が90%に達しても国保運営は厳しくなりますが、まずはペナルティー回避に向けて90%を目標にしていきます」との答弁がありました。また、医療費の伸びの見通しと、抑制についての質疑があり、医療費は毎年6%の伸びで、金額にすると4億円から6億円伸びてきています。今後も引き続き、保健事業の人間ドックや健康体操、健康指導等の取り組みを強化して市民が健康への意識を高めていけるように努力していきます」との答弁がありました。審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第11号 平成18年度うるま市老人保健特別会計予算について、当局から歳入の中の支払基金交付金については、「前年度との比較で8億9,235万9,000円の減額になった主な要因は、前年度の未収金が4億334万円もあったことと法改正に伴う負担割合の減額によるものです」との説明がありました。また歳出において、「医療諸費の2億7,000万円余りの減については、未払い分が医療給付費で4億9,890万7,000円、医療費支給費で1,200万円、審査支払手数料で203万7,000円あるためで、比較増減ではマイナスになっていますが、前年度と比較して3.2%の増額となっています」との説明がありました。審査の結果、特段問題とするところなく、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第12号 平成18年度うるま市農業集落排水事業特別会計予算について、「歳出において一般管理費の481万2,000円の減の主な要因は、職員の人件費等で維持管理費の委託料、電気保安点検委託料と汚水処理施設維持管理委託料は法定事項になっています」との説明がありました。審査の結果、特段問題とするところなく本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第14号 平成18年度うるま市水道事業会計予算について、有収率について質疑があり、「有収率1%で収入は1,600万円になり、有収率は89%を見込んでいます。11%は漏水ということになり、1億7,400万円になります。今後はブロック化と老朽管の取りかえを早急に行い、漏水対策に取り組みます」との答弁がありました。また、事業費に関して「合併関連の補助対象外の事業が多くなると、水道料金にはね返って料金が上がらないですか」という質疑がありました。当局から、「平成18年度予算は赤字にはならず、水道料金の値上げはないと見ています。今後は、人員削減等の企業努力や有収率の向上に努めていきます」との答弁がありました。慎重審議の結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第18号 うるま市交通安全対策会議条例について、委員から「この条例は昭和45年に制定された交通安全対策基本法に基づいていますが、なぜ今ごろ設置するのですか。また、副会長を置くべきではないですか」との質疑がありました。当局から「基本法に基づいて策定していますが、副会長規定がなく、県の条例や他市の条例にも規定がないのでこのように策定していますが、この件については、これから委員の方に諮って検討していきます。さらに、この対策会議は交通基本計画5年計画を策定するために会議を設置する必要があって条例を制定していますが、旧具志川市では5年計画が平成17年度で終了したので、新たにうるま市として設置する必要があり制定しています」との答弁がありました。慎重審議の結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第24号 うるま市漁港管理条例の一部を改正する条例について、この案件はうるま市漁港管理条例の第19号、20号を削り、以下の条文を繰り上げるための改正ですので、特段問題もなく原案のとおり可決しております。 議案第28号 うるま市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、委員から「今回の税率改定の金額と増額により赤字は解消できますか」との質疑があり、当局より「推定で1世帯当たり年税額にして5,100円の増額で、合計1億5,000万円を見込んでおりますが、それでも4億円近くの不足があり、国保特別会計の運営は、より厳しい状況にあります」との答弁がありました。また委員から「ルール分の繰り入れは当然ですが、努力をしてきても、なお、赤字を新市に持ち込んできた国保特別会計の状況で、合併して間もないうちに増税をすることに対して行政内部の努力が見えない中、市民に対して納得いく説明ができません」との意見があり、当局より、「今後、ルール分以外の繰り入れを強く要求していきます。また徴収態勢についても8人の職員を賦課徴収専任にし、旧4市町の嘱託徴収員16人もそのまま割り振り、徴収率の強化に努めていきます」との答弁がありました。しかし、この案件については、「国保特別会計の厳しい状況は理解できるが、行政の内部努力が見えず、市民にだけその負担を押しつけている」とのことで、慎重な審議の結果、挙手採決により賛成少数で、委員会の意思は否決でありました。 議案第32号 うるま市学習等供用施設その他の施設条例の全部を改正する条例について、委員から「条文に「議会の議決を経て」とありますが、地方自治法第244条の2第2項に該当しますか。もし議会で否決されたときは施設を利用できないのですか」との質疑がありました。当局から「地方自治法第244条の2第2項には該当しないです。また指定管理者制度については6項が該当します」との答弁がありました。「各自治会の規約は全部違うと思いますが、取り扱いはどうしますか」との質疑があり、「それぞれの地域に合わせた協定書をつくり契約していきます」との答弁がありました。慎重審議の結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第33号 うるま市商工業研修等施設条例の全部を改正する条例について、当局から「この条例は地方自治法の一部改正によりまして指定管理者制度を導入するための改正条例です。今年度から条例の全部を改正して、現在の商工業、具志川商工会、石川商工会などの施設をその団体が管理できるような条項を定めています。特に第9条は、「公募によらない指定管理者の候補者の選定」ということで、現状の商工会を想定した条項になっています」との説明がありました。慎重審議の結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第34号 うるま市農村環境改善センター等条例について、5つの施設をこの条例の中に入れていますが、その中の「うるま市農家高齢者創作館」は現在直営で管理しており、財政的負担が少ないということで、引き続き直営で管理します。他の4施設についても現在やっています各自治会等へお願いをしたいと思います」との説明がありました。委員から「石川地区の嘉手苅構造改善センターとはどう違うのですか」との質疑がありました。当局から「嘉手苅構造改善センターは嘉手苅地域の方が中心になっています。今回のこの改善センターは旧の勝連町や与那城町が主体になっていて事業主体の違いです」との説明がありました。慎重審議の結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。 議案第39号 世界遺産勝連城跡休憩所条例について、委員から「この条例は教育委員会の管轄ではないですか。トイレは男女共用ですか。また、将来的にお土産品店の設置も予定していますか」との質疑がありました。当局から、「昨年から協議を重ねてきましたが、最終的に条例制定と予算の計上に関しては経済部で行い、管理は文化部に執行依頼することに決まりました。トイレに関しては、本会議の答弁は修正し、男女別々のトイレになります。また、お土産品店の設置は目的外使用になり、県から指導を受けていますので、今後検討していきます。さらに、管理費用については民間への指定管理を考えています」との答弁がありました。慎重審議の結果、本案は原案のとおり可決すべきものと決しております。以上であります。 ○議長(崎原弘) 市民経済委員長の報告が終わりました。 これから委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。    (「質疑なし」と言う者あり) 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終わります。 休憩します。 休 憩(13時45分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(13時45分) ○議長(崎原弘) 再開します。 これから討論に入ります。 議案第28号 うるま市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、討論の申し出があります。 まず、反対討論の発言を許します。奥原 實議員。 ◆80番(奥原實議員) 議案第28号 うるま市国民健康保険税条例の一部を改正する条例には賛同できませんので、反対討論をいたします。 今回の条例改正は、これまでの所得割を0.2%引き上げ、被保険者均等割と世帯別均等割額をそれぞれ1,000円ずつ値上げをして、総額1億5,000万円の歳入増を見込む条例の一部改正ですが、しかしその最大の要因は、国の財政赤字を地方に押しつける三位一体の行財政改革のあおりで、一般会計からの繰り入れがゼロになるという全く前代未聞の事態とあわせて、依然として収納率が90%を割り、約1億2,000万円のペナルティーを課徴されているところに原因があることは明らかであります。にもかかわらず、いきなり赤字の補てんを市民に求めるというのでは、甚だ安易なやり方であって、まずは憲法第25条「すべての国民は健康で文化的な、最低限度の生活を営む権利を有する」に基づく国民の基本的権利を国の国庫負担をもとの44%に戻して、国の責任を果たすよう求めるべきことと、あわせて国民皆保険の制度を守るために、行政は最大の努力をしなければならないと考えます。那覇市では、去年の暮れ、収納率を上げるために市長自らが街頭に踊り出て、国保税納入への協力を市民に訴えて歩いた結果、ペナルティーをクリアして95%の収納率を達成したというではありませんか。それに比べて、当市では行政の努力がいま一つ見えません。 今でさえ、平成17年6月1日現在の国保加入世帯2万5,409世帯のうちの、実に5,631世帯、パーセントにしますと22.2%の家庭が保険税を払えないために、泣く泣く役所から資格証をもらって病院に通っている29世帯があります。さらに短期証は実に2,282世帯、パーセントに直して8.98%に上っています。払いたくても保険料が高くて払えない市民がどんどんふえ続けております。ただでさえ、合併によって資産割が所得割に転嫁されて重税感にあえいでいるときに、今、国保税を上げると、滞納者はもっともっとふえて、収納率はいよいよ減り、ペナルティーはふえるばかりで、この赤字特別会計は悪循環を繰り返すばかりです。それでは、制度そのものの崩壊につながりかねません。したがって、今回の条例の一部改正には反対せざるを得ません。どうか議員諸賢のご賛同をお願い申し上げて反対討論といたします。 ○議長(崎原弘) 次に、賛成討論の発言を許します。久高 唯昭議員。 ◆51番(久高唯昭議員) 皆さんこんにちは。私は、議案第28号 うるま市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての賛成討論を行います。 先ほど80番奥原實議員から議案第28号に対して反対の理由として他地域との比較等、もろもろのことをるる述べていましたが、私はこの述べたことに対してある程度理解もしないわけではないのですが、やはり議案第28号に議案に賛成すべきものと思います。この賛成の理由を述べてみたいと思います。 まず、うるま市の国保が平成18年度予算では約6億4,000万円の赤字が予想され、前年から繰り越した額、合計いたしますと赤字が約17億2,000万円と予想され、莫大な金額になります。しかも、昨今の医療費の伸びは毎年5%ないし6%前後であり、金額にして約5億円であり、大幅な伸びを示しています。私は、このままでいきますと、近い将来、国保会計が成り立たなくなるのではないかと危惧するものであり、現在、この赤字の解消に向けてこれといった手だてもない以上、国保の健全運営を目指すには今回の保険税の引き上げはやむを得ないものと思います。 もちろん、国保事業の円滑な運営のためには、市当局もペナルティーを科せられないように、保険税の徴収率のアップに最大限の努力を払い、また一般財源からもある程度の金額の補てんをすべきであると思います。この一般財源からの繰り入れについては、市当局の6月の補正では最優先することになっているようでございます。しかし、かといって一般財源から繰り入れするにも、財政事情の厳しい我がうるま市の現在の状況では限度があり、また保険税の徴収率のアップにも限度があり、市当局の努力だけでは抜本的な赤字の解消に向けての抜本的な解決には、私はほど遠いものと思っております。したがって、私は、国保事業の円滑な運営のためには、当局の努力はもちろんですが、やはり市民に応分の負担を求めた今回の保険税の引き上げはやむを得ないものであると思います。そして保険税の改正は、後々に大幅な引き上げになって市民に大きなしわ寄せにならないように、改正を先送りにするのではなくて、今回のようにその都度小幅に改正すべきものと思います。 また、国保運営協議会におきましても、賛否の論議があったようですが、結果として今回の保険税の引き上げについてはやむなしと答申されたと聞いております。改定内容につきましては、税率のアップの改正だけではなく、低所得者層にも配慮した均等割、平等割の軽減額も同時に引き上げる改正になっています。よって、このことからして、私は議案第28号 うるま市国民健康保険税条例の一部を改正する条例については、原案に賛成するものであります。どうぞ議員諸賢の賛同をよろしくお願いいたしまして、私の賛成討論といたします。 ○議長(崎原弘) これで討論を終結いたします。 これから採決に入ります。議案第10号 平成18年度うるま市国民健康保険特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議あり」と言う者あり) 異議がありますので、採決は起立によって行います。 原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。       (起立多数) 起立多数であります。よって、議案第10号は可決することに決定をいたしました。 議案第11号 平成18年度うるま市老人保健特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第12号 平成18年度うるま市農業集落排水事業特別会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第14号 平成18年度うるま市水道事業会計予算を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第18号 うるま市交通安全対策会議条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第24号 うるま市漁港管理条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 休憩いたします。 休 憩(14時01分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(14時01分) ○議長(崎原弘) 再開いたします。 議案第28号 うるま市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長報告は否決です。本案は原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。        (起立少数) 起立少数であります。よって、議案第28号は否決することに決定をいたしました。 議案第32号 うるま市学習等供用施設その他の施設条例の全部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第33号 うるま市商工業研修等施設条例の全部を改正する条例を採決いたします。 本案に対する委員長報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第34号 うるま市農村環境改善センター等条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議案第39号 世界遺産勝連城跡休憩所条例を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案は委員長報告のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第31.陳情第22号 要請書(うるま市発注の建設工事等について)を議題といたします。 建設委員長の報告を求めます。建設委員長。 ◎建設委員長(松田輝) ご報告申し上げます。┌──────────────────────────────────────────────┐│                                      平成18年3月31日││うるま市議会議長 崎 原   弘 殿                            ││                                   建設委員会      ││                                   委員長 松 田   輝││                                              ││               委 員 会 審 査 報 告 書                ││                                              ││ 本委員会に付託の事件は審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第136条第1項の規定によ ││り報告します。                                       ││                                              ││                      記                       ││                                              ││ ┌──────┬─────────────────────────────┬─────┐ ││ │ 事件の番号 │          件        名         │ 議決結果 │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 陳情第22号 │要請書(うるま市発注の建設工事等について)        │ 不 採 択 │ ││ │      │                             │     │ ││ └──────┴─────────────────────────────┴─────┘ ││                                              │└──────────────────────────────────────────────┘ 陳情審査の概要報告を申し上げます。 陳情第22号 要請書(うるま市発注の建設工事等について)の陳情書は、市民経済委員会で審議された「陳情第29号 地元企業の優先活用について(要請)」が平成17年12月定例会で採択されたことに伴い、うるま市の流れとして本陳情書は結論を出してほしいとの意見が多数あり、採決にゆだねた結果、不採択とすべき結論に至っております。以上です。 ○議長(崎原弘) ただいま委員長の報告が行われました。 これから委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。    (「質疑なし」と言う者あり) 質疑なしと認め、質疑を終わります。 休憩いたします。 休 憩(14時07分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(14時07分) ○議長(崎原弘) 再開いたします。 これから討論に入ります。 討論の申し出がありますので、反対討論の発言を許します。石川 善一議員。 ◆66番(石川善一議員) ただいま建設委員長から報告がありましたとおり、要請書が否決になりましたので、私はこの否決に反対の立場で意見を述べたいと思います。 まず陳情第22号は、平成17年5月5日に崎原議長に提出され議会で取り上げました。それを受けて建設委員会の方で継続審議をしているさなかでございました。内容等について申し上げますと、うるま市議会議長 崎原弘殿。うるま市建設業者会。住所 うるま市赤道664。会長 上門信孝。要請書(うるま市発注の建設工事等について)という要請でございました。その要請の内容を読み上げて、皆さんにご理解をいただきたいと思います。「近年の私ども建設業界を取り巻く経営環境は、国の緊縮財政、構造改善に伴い、公共工事予算の削減、長引く不況により民間の設備投資も低迷するなど厳しい状況にあります。このような中、私どもうるま市建設業者会会員では、中部地域を中心に、県内全域で企業活動を展開しているところであり、営業活動、技術の研さんになお一層の自助努力を重ねているところでございます」という形からしまして、「さて、私たちうるま市建設業者会会員企業においては、主たる事業所はうるま市内に有するものの、市内に多くの職員、そして協力業者、取引先、下請業者を抱えております。商工会、旧2市2町の会員企業でもあります。会員である以上、地域の活性化、まちづくりへの参加、地元商工業者の購買力の向上等に寄与することは至極当然の責務と考えております。また、代表者をはじめ役員がうるま市民または出身者であり、各会員企業においては、個人、法人にかかわらず、市内に多額の資本も投じております。これまで、市主催及び市内各地域での行事等につきましても積極的に参加をしております」という内容でありまして、その要請の内容は2つあります。一つ、うるま市及びその関連する団体が主催する各種行事について、旧2市2町での過去の実績を踏まえ、これまでと同様に、うるま市建設業者会を協力支援団体とする。一つ、うるま市発注の建設工事について、うるま市建設業者会会員企業においては、旧2市2町の過去の実績を踏まえて、これまで同様に地元企業として取り扱っていただきたいというのが要請書の骨子であります。 これについて、同陳情は平成17年12月第8回うるま市議会定例会において、建設委員会に付託さたものでありまして、12月9日、建設委員会で審議を行いました。また上門工業代表者取締役、上門氏を参考人として出席を求め、陳情の趣旨を聞いております。上門氏の陳情で、今日まで市外の企業の旧具志川市への貢献度について、るる説明がありました。説明では、納税も多額である、雇用状況もかなりある、そしてうるま市民を多く採用している、地域貢献も多数ありますということでありました。委員から、それらの実績を文書でもって提出できないかということに対して、上門氏は、その文書を報告、まとめて提案をしてございます。これにつきましては、うるま市議会建設委員会委員長 松田輝殿という形で、平成17年12月22日に提出をされてございます。内容につきましては後ほどご紹介申し上げます。上門氏からの報告書がありましたが、その中で「さて、先日の貴議会の建設委員会におきまして、貴重な時間をいただき、まことにありがとうございました。早速、下記のとおり報告いたします。ただ、一部については取りまとめに多少時間がかかりますので、今しばらく猶予ください」という形で報告書が参っております。それで報告書については若干申し上げたいと思います。まず納税について。「業者会は全会員の納税状況については、納税額の情報開示がなされてなく、貴委員会において行政当局に当たっていただきたいということであります。次に、雇用状況についてでありますが、当業者会会員においては、直接雇用しているうるま市在住職員数は121名となっています。内訳は別紙のとおりで添付されておりました。当業者会の関連会社等については、全体を掌握、まとめるのに少し時間をいただきたいと思います。そのうち、一つの関連企業に関して申し上げますと、うるま市在住の直接の雇用者数は292名となっています」という形で報告書が出されております。さらに、平成13年度から17年までのこの業者会の皆さんの、旧具志川市への対応についてるる説明がございますが、かいつまんで申し上げたいと思います。まず、ヌーリ川の清掃にも22名が参加し、トラックが3台提供されたとか。あるいは下水道普及キャンペーンに11社が参加して22人が参加をしていますよと。第13回天願川デーに15人、トラック5台。さらには具志川まつり出展及び100万円の寄贈をしてございますよということが平成13年度にはあるようであります。さらに、平成14年度においても多くのボランティア的なことが言えているわけです。そこで第1回市長杯中学校硬式野球選手権大会へ10万円の寄贈。さらには具志川まつりでも平成13年同様に100万円の寄贈となっています。天願川デーにおいても17名参加と、トラックも5台。さらに平成15年におきましても、地域ボランティア近隣公園ペンキ塗りとか、さらには具志川市政35周年記念祝賀会に参加とか、あるいは先ほどもありました中学校硬式野球に20万円。下水道普及キャンペーンに24人が参加をしましたとか、こういう形でかなり多くの参加があるようであります。その中では、具志川市まつりにも同様に100万円の寄贈があるということであります。平成16年度、これにつきましても多くの事業に積極的に参加をしているわけでありまして、中学校硬式野球選手権大会には20万円の寄贈がありましたと。さらには具志川まつりには前年度同額の100万円を寄贈しましたよとかいうふうに書いてございます。さらに、平成17年度の中学校硬式野球選手権大会には30万円の寄贈がありますよという形の報告等があります。そのほかに、会員企業による地域貢献という形では、具志川中学校の防球ネット設置、中原小学校英語学習、これは外人講師による英語学習、現在も継続中ということが言えるようであります。さらに、市育英会に対しての資金援助、これも100万円を寄贈されているようであります。さらに、具志川市立赤道小学校の幼稚園創立20周年記念事業期成会の中でも、同会員の皆さんが積極的に参加をして1,300万円余りの浄財をとったと。その中でも高額寄附者も4件ありますよという報告があるようであります。さらに兼原小学校の50周年とか、そして具志川市役所玄関前の庭石といいますか、これを寄贈したのも私どもの中に入っている業者でありますよとか、こういうことがありまして、かなりの貢献度があるということの報告があります。最後に、当業者会員の中で一企業としても、公園予定地となっている区域を地主から長期にわたって借り受け、整備、維持管理の上、一般市民に開放していますよと。そして、その土地を借り受けるための毎月の賃借料、維持管理費等、これまでに直接支払った額だけでも多くの金額になりますよと。こういう形で貢献度があるようであります。 私がなぜ反対をするかといいますと、ただ、うるま市建設業者会の範疇での問題ではないと思います。やっぱりうるま市業者会が2つあるようでありますが、その切磋琢磨もさることながら、うるま市出身の業者というのは、このうるま市業者会だけではないと思うんです。かなり多くの業者が県内各地で頑張っているわけであります。その方々とうるま市の業者会が切磋琢磨する中で、私はこれからの企業の発展につなげるものだと思います。閉鎖的にこの企業を排除するということについては、これからのうるま市の業者会の発展には私はつながらないと思います。やっぱり、これまでの、旧石川市においてもそうでしたが、10対3とか10対2とか、そういう形で外部の業者が入ることにおいて、私はまたうるま市の業者がほかの市長村にも入れる余地があると思うからであります。こういうふうにして、一方的に市外の業者を締め出しますよとなると、ではお互いのうるま市の建設業者会はどこにいくのかと。うるま市だけで生計できるのかということになるわけでありまして、私は、以上の観点からして、やっぱり大局的な局面からすると、市外の業者、ただ業者会という陳情の肩書きの問題ではなくて、もっと幅広く取り上げた方が、これからの私どもの地元の業者会の発展につながる、また生き延びられていく手段ではないかなと思います。そういう観点から、委員会では不採択になっておりますけれども、私は皆さんの賛同を得て、これはぜひ反対してもらいたいという形でお願い申し上げます。終わります。 ○議長(崎原弘) 照屋 純議員。 ◆81番(照屋純議員) 陳情第22号については、引き続き継続審査をする動議を提出します。 ○議長(崎原弘) 動議についてお諮りします。 継続審査の動議が出ておりますが、賛成の方は挙手願いたいと思います。        (賛成者多数) 動議は成立いたしました。これから継続審査するかどうかについて諮っていきたいと思います。 ○議長(崎原弘) しばらく休憩いたします。 休 憩(14時23分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(14時46分) ○議長(崎原弘) 再開いたします。 討論があと1人残っておりますので、討論が済んで、動議についてはまた後に諮ります。 花城 清繁議員。 ◆45番(花城清繁議員) 陳情第22号 要請書(うるま市発注の建設工事等について)不採択の結果について反対の討論をいたしたいと思います。 本件陳情は、要請書の中身の2点について、私は委員会で審議すべきものだと判断をしております。先ほど石川善一議員からもお話がありましたように、要請の趣旨の1点目は、うるま市及びその関連する団体が主催する行事について、陳情者の建設業者会を協力支援団体とすること。2点目に、うるま市発注の建設工事については、旧2市2町での過去の実績を踏まえて、これまで同様に取り扱うという2点でございます。これらの件は、うるま市に本社を置かない、代表者がうるま市出身の方々、あるいは市外に本社を構えてうるま市内の市民を従業員としている方々、そういう方々を中心とした陳情者である会社、団体がこれまで同様の取り扱いをしていただきたいという趣旨の陳情だと受けとめております。 私は、昨年の4月1日のうるま市の発足以来、予算に伴ううるま市の事業の発注状況を、都市計画部検査課の方で、工事請負の入札結果一覧表を調査してまいりました。委託を除く建設土木関係だけで124件の入札結果報告があります。そのうち5件か6件が1億5,000万円以上の工事で、議会の審査に付されております。それ以外の120件近くは市議会の審査に付されていない工事の発注であります。それで精査をしましたところ、入札は6月に1件、8月に5件、9月に25件、10月に12件、11月27件、12月12件、明けて平成18年1月に22件、2月に5件、3月に11件となっております。500万円以下の発注工事の入札については調べてはおりません。また、設計監理委託等々もまだ調べはしておりません。しかしながら、この入札結果を調べている最中に、大変おもしろい入札結果の傾向を見出しました。9月に80%台の落札が3件、70%台の落札も3件。土木建築の25件のうち6件が80%以下の落札の結果を見ております。この6件の事業の中で、いわゆる市外の業者が指名にあずかっているものがこの6件の中でほとんどでございます。それ以外の19件については、ほとんど市外業者は入っておりません。10月の12件の中にも5件の80%以下の落札結果を見ているのがございます。11月の27件の中にも70%台の落札の結果を見たのが3件ございます。これらの80%、70%台の落札の結果を見た指名業者一覧の中では、そのほとんどが市外業者、あるいは市外に本社を持つ業者が指名されているのが実情でございます。 このような状況を考えてみますと、これから時間をかけて精査をしなければなりませんけれども、公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律及び公共工事の品質保存の促進に関する法律に基づいて、予定価格の事前公表制度が今一般的な行政の公共工事に関する指名、あるいは入札のあり方となっております。このことは、公共工事における適正な競争原理の確保を求めるということが目的になっていると考えておりますけれども、一部のいわゆる地元業者育成という大前提のもとで、公正な競争原理の確保を崩すような結論があってはならないと私は考えております。少なくとも、行政の事業執行に伴う多額の経費を伴う事業発注というのは、うるま市民の立場から最少の経費支出の確保に行政当局も、議会当局も、私は努力すべきであると考えております。最少の経費の確保、これは市民の負担を減らすには、行政当局も、市議会も、どのような関係を保つかということであろうかと考えております。行政が、最少の経費で最大の効果を生み出す事業の発注をしていくかどうか、議会はそれを監視する責務もあると考えております。 先ほど述べました入札結果の傾向から見ましても、私は適正な競争原理の確保をしていくためには、市内業者の育成を中心に据える中でも、いわゆる指名のあり方等々、うるま市の発展に寄与する市内出身が代表を務める会社、あるいは市内出身者の従業員を多数抱える会社においては、前に述べましたように、うるま市発注の建設工事については、ある程度の入札参加は認めていくべきだと考えております。 今回の陳情第22号の要請書(うるま市発注の建設工事等について)の委員会での結論は不採択になっております。このような結論を得る前に、この1年間のうるま市発注の、いわゆる公共工事に伴う入札結果傾向を、慎重に審査あるいは精査した結果、この結論は出すべきだと、私は考えるものでありまして、委員会結論の不採択に反対をいたしたいと考えております。以上、議員諸公のご賛同を得て、不採択に反対の討論といたします。以上でございます。 ○議長(崎原弘) 休憩いたします。 休 憩(14時55分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(14時56分) ○議長(崎原弘) 再開いたします。 先ほど委員会に再付託すべきとの動議が提出され、動議は成立しました。 お諮りします。 陳情第22号 要請書(うるま市発注の建設工事等について)委員会に再付託すべきとの動議を議題といたします。 陳情第22号 要請書(うるま市発注の建設工事等について)を委員会に再付託することに賛成の議員の起立を求めます。         (起立少数) 起立少数であります。よって、陳情第22号の再付託は否決されました。 討論をこれで終わりたいと思います。 ○議長(崎原弘) 休憩いたします。 休 憩(14時58分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(14時58分) ○議長(崎原弘) 再開いたします。 これから採決に入ります。起立により採決いたします。 本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。本陳情につきまして、委員長報告のとおり不採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。        (起立多数) 起立多数であります。よって、本陳情は不採択とすることに決定をいたしました。 △日程第32.陳情第33号 准看護師が看護師の受験資格を得るための「2年課程通信制」養成所の早期開設を求める陳情書を議題といたします。 教育福祉委員長の報告を求めます。教育福祉委員長。 ◎教育福祉委員長(山田義喜) ┌──────────────────────────────────────────────┐│                                      平成18年3月31日││うるま市議会議長 崎 原   弘 殿                            ││                                   教育福祉委員会    ││                                   委員長 山 田 義 喜││                                              ││               陳 情 審 査 報 告 書                  ││                                              ││ 本委員会に付託の事件は審査の結果下記のとおり決定したので、会議規則第136条第1項の規定によ ││り報告します。                                       ││                                              ││                                              ││                      記                       ││                                              ││ ┌──────┬─────────────────────────────┬─────┐ ││ │ 事件の番号 │          件        名         │ 議決結果 │ ││ ├──────┼─────────────────────────────┼─────┤ ││ │ 陳情第33号 │准看護師が看護師の受験資格を得るための「2年課程通信制」養│ 採  択 │ ││ │      │成所の早期開設を求める陳情書               │     │ ││ └──────┴─────────────────────────────┴─────┘ ││                                              │└──────────────────────────────────────────────┘ 審査の概要を報告いたします。 「2年課程通信制」は看護のレベルアップを図り、安全・安心の医療・看護を確立する方策の一つとして実施されたものです。 「2年課程通信制」を受講するためには養成所での受講が必要ですが、沖縄県では設置に向けた計画すら示されていないという事態であります。 本県には、就業している准看護師が約4,800人おり、県などの調査によると受講対象者の約7割の方が「2年課程通信制」の受講を希望していると言われております。こうした受講を希望する准看護師の熱意にこたえるためにも、看護のレベルアップのためにも早期に養成所の設置が求められている。 本県は離島県なので、他県にある養成所に、就業している准看護師が気軽に通うことは極めて困難であります。 慎重に審査した結果、安全な医療・看護のレベルアップも図られる観点から、委員も大いに推進すべきだと意見が一致し、准看護師が看護師の受験資格を得るための「2年課程通信制」の養成所の早期開設をお願いしている陳情者の願意を了とし、採択することに決しております。以上であります。 ○議長(崎原弘) ただいま委員長の報告が行われました。 これから委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。    (「質疑なし」と言う者あり) 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終わります。 これから討論に入ります。討論はありませんか。    (「討論なし」と言う者あり) 討論なしと認め、これをもちまして討論を終わります。 これから採決に入ります。 お諮りいたします。陳情第33号 准看護師が看護師の受験資格を得るための「2年課程通信制」養成所の早期開設を求める陳情書につきましては、委員長報告のとおり採択することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本陳情は採択することに決定をいたしました。 △日程第33.発議第5号 「2年課程通信制」養成所の早期開設を求める意見書(案)を議題といたします。 山田義喜議員外17名から提出されております発議第5号について、提出者の説明を求めます。 ◆13番(山田義喜議員) ┌──────────────────────────────────────┐│発議第5号                                 ││                                      ││     「2年課程通信制」養成所の早期開設を求める意見書(案)      ││                                      ││                              平成18年3月31日││                                      ││うるま市議会議長 崎 原   弘 殿                    ││                                      ││ 上記の議案を別紙のとおり、会議規則第14条の規定により提出します。     ││                                      ││                  提出者 うるま市議会議員 山 田 義 喜││                  賛成者 うるま市議会議員 又 吉 賢 光││                      德 田 誠 吉  川 野 進 也││                      伊 波 栄 信  石 川 尚 光││                      東 浜 光 雄  宮 里 政 昌││                      長 浜 正 昭  島 袋 行 正││                      吉 田 トメ子  玉 城 盛 哲││                      新 垣 徳 隆  伊 盛 サチ子││                      親 川   厚  久 高 誠 德││                      山 内 末 子  伊 礼   忠││                                      ││提案理由                                  ││ 安心・安全の医療・看護を確立するためには、看護のレベルアップが求められる。││そのためにも「2年課程通信制」養成所の早期開設が必要であるため提案する。  ││                                      │└──────────────────────────────────────┘┌──────────────────────────────────────┐│                                      ││      「2年課程通信制」養成所の早期開設を求める意見書(案)     ││                                      ││ 2004年4月、就業経験10年以上の准看護師が看護師の資格を得るための教育の拡大││を目的として「2年課程通信制」がスタートした。この制度は、看護のレベルアップ││をはかり、安全・安心の医療・看護を確立する方策の一つとして実施されたものであ││る。「2年課程通信制」を受講するためには「養成所」での受講が必要であるが、沖││縄県では開設にむけた計画すら示されてなく、極めて遺憾である。        ││ 本県には、就業している准看護師が約4,800人いるが、本県の調査によると、受講 ││対象者の約7割の人が、「2年課程通信制」の受講を希望していることは、当局がよ││く知る通りである。こうした受講を希望する准看護師の熱意にこたえるため、さらに││は看護のレベルアップのためにも、「養成所」の早期開設が求められている。本県が││離島県であるがために、現に就業している准看護師が他府県の「養成所」に受講のた││めに通うことは極めて困難である。                      ││ よって、以上の趣旨から、下記事項の早期実現を要請する。          ││                                      ││                   記                  ││                                      ││ 准看護師が看護師の受験資格を得るための「2年課程通信制」の「養成所」を早期││開設すること。                               ││ 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。          ││                                      ││平成18年3月31日                              ││                             沖縄県うるま市議会││                                      ││あて先 沖縄県知事 沖縄県議会議長                     ││                                      │└──────────────────────────────────────┘ ○議長(崎原弘) 以上で提出者の説明が終わりました。 これから質疑を行います。質疑はありませんか。    (「質疑なし」と言う者あり) 質疑なしと認めます。これをもちまして質疑を終わります。 お諮りいたします。ただいま議題となっております発議第5号については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって委員会への付託を省略することに決定いたしました。 これから討論に入ります。討論ありませんか。    (「討論なし」と言う者あり) 討論なしと認めます。これをもちまして討論を終わります。 これから採決に入ります。発議第5号 「2年課程通信制」養成所の早期開設を求める意見書(案)を採決いたします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 なお、あて先につきましては、沖縄県知事、沖縄県議会議長に送付することにいたします。 △日程第34.閉会中の継続審査及び調査の申し出についてを議題といたします。  各常任委員会の委員長、議会運営委員会委員長並びに各特別委員会の委員長から会議規則第104条の規定により、お手元に配付してあります申し出書が提出されております。┌──────────────────────────────────────────────┐│                                      平成18年3月31日││うるま市議会議長 崎 原   弘 殿                            ││                                              ││                                   企画総務委員会    ││                                   委員長 長 濱 景 勝││                                              ││                閉会中の継続審査の申し出書                 ││                                              ││ 本委員会は審査中の事件について、下記により閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、││会議規則第104条の規定により申し出ます。                           ││                                              ││                     記                        ││                                              ││1.事 項                                         ││ 議案第55号 うるま市名誉市民条例                             ││                                              ││2.理 由                                         ││ これらの事項は重要な事項であるので、閉会中もなお継続して審査及び調査する必要がある。   │└──────────────────────────────────────────────┘┌──────────────────────────────────────────────┐│                                      平成18年3月31日││うるま市議会議長 崎 原   弘 殿                            ││                                              ││                                   企画総務委員会    ││                                   委員長 長 濱 景 勝││                                              ││              閉会中の継続審査の申し出について                ││                                              ││ 本委員会は下記事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第104 ││条の規定により申し出ます。                                 ││                                              ││                     記                        ││                                              ││1.事 項                                         ││ 陳情第3号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書(案)の送付について         ││ 陳情第11号 普天間ヘリ部隊の嘉手納統合に反対する意見書ならびに決議採択を求める陳情    ││ 陳情第15号 地域経済の活性化と地域給与制度に反対する意見書の採択について         ││ 陳情第16号 定率減税半減・廃止の中止を求める意見書の採択について             ││ 陳情第32号 沖縄単独州の設置を求める意見書の採択について                 ││ 陳情第36号 「公共サービスの安易な民間開放はは行わず、充実を求める意見書」提出に関する陳情││                                              ││ 企画部、総務部、会計課、消防本部、選挙管理委員会及び監査委員の所管に属する事項並びに他の委││員会の所管に属しない事項                                  ││                                              ││2.理 由                                         ││ これらの事項は重要な事項であるので、閉会中もなお継続して審査及び調査する必要がある。   ││                                              │└──────────────────────────────────────────────┘┌──────────────────────────────────────────────┐│                                      平成18年3月31日││うるま市議会議長 崎 原   弘 殿                            ││                                              ││                                   建設委員会      ││                                   委員長 松 田   輝││                                              ││              閉会中の継続審査の申し出について                ││                                              ││ 本委員会は下記事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第104 ││条の規定により申し出ます。                                 ││                                              ││                     記                        ││                                              ││1.事 項                                         ││ 陳情第17号 うるま市与那城ロードパークの管理等について(お願い)             ││ 陳情第23号 うるま市立平安座小中学校校舎改築工事における工事請負代金不払いに対する対処につ││       いて(要請)                                 ││ 陳情第24号 うるま市立平安座小中学校校舎改築工事における工事請負代金不払いに対する対処につ││       いて(要請)                                 ││ 陳情第34号 道路災害による被害救助願い                          ││ 陳情第35号 要請書                                    ││                                              ││ 建設部及び都市計画部の所管に属する事項                          ││                                              ││2.理 由                                         ││ これらの事項は重要な事項であるので、閉会中もなお継続して審査及び調査する必要がある。   │└──────────────────────────────────────────────┘┌──────────────────────────────────────────────┐│                                      平成18年3月31日││うるま市議会議長 崎 原   弘 殿                            ││                                   教育福祉委員会    ││                                   委員長 山 田 義 喜││                                              ││              閉会中の継続審査の申し出について                ││                                              ││ 本委員会は下記事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第104 ││条の規定により申し出ます。                                 ││                                              ││                     記                        ││                                              ││1.事 項                                         ││ 陳情第7号 うるま市子どもを育む会の子育て支援について                  ││ 陳情第8号 社会福祉法人保育園運営補助金についての陳情                  ││ 陳情第26号 保育所入所及び社会福祉法人保育園運営補助金について              ││ 陳情第30号 宮城島3校の老朽化した学校施設の緊急な全面改築について(要請)        ││                                              ││ 福祉部及び教育委員会の所管に属する事項                          ││                                              ││2.理 由                                         ││ これらの事項は重要な事項であるので、閉会中もなお継続して審査及び調査する必要がある。   │└──────────────────────────────────────────────┘┌──────────────────────────────────────────────┐│                                      平成18年3月31日││うるま市議会議長 崎 原   弘 殿                            ││                                              ││                                   市民経済委員会    ││                                   委員長 伊 波 良 紀││                                              ││              閉会中の継続審査の申し出について                ││                                              ││ 本委員会は下記事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第104 ││条の規定により申し出ます。                                 ││                                              ││                     記                        ││                                              ││1.事 項                                         ││ 請願第2号 うるま市飼い犬条例及び飼い犬条例施行規則に関する請願             ││ 陳情第31号 患者・国民負担増の中止と「保険で安心してかかれる医療」を求める陳情書     ││                                              ││ 経済部、市民部、水道局及び農業委員会の所管に属する事項                  ││                                              ││2.理 由                                         ││ これらの事項は重要な事項であるので、閉会中もなお継続して審査及び調査する必要がある。   │└──────────────────────────────────────────────┘┌──────────────────────────────────────────────┐│                                      平成18年3月31日││うるま市議会議長 崎 原   弘 殿                            ││                                              ││                                   議会運営委員会    ││                                   委員長 西 野 一 男││                                              ││              閉会中の継続審査の申し出について                ││                                              ││ 本委員会は下記事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第104 ││条の規定により申し出ます。                                 ││                                              ││                     記                        ││                                              ││1.事 項                                         ││ 議会の運営に関する事項                                  ││ 議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項                     ││ 議長の諮問に関する事項                                  ││2.理 由                                         ││ これらの事項は重要な事項であるので、閉会中もなお継続して審査及び調査する必要がある。   │└──────────────────────────────────────────────┘┌──────────────────────────────────────────────┐│                                      平成18年3月31日││うるま市議会議長 崎 原   弘 殿                            ││                                              ││                                   基地対策特別委員会  ││                                   委員長 真 鶴 武 一││                                              ││              閉会中の継続審査の申し出について                ││                                              ││ 本委員会は下記事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第104 ││条の規定により申し出ます。                                 ││                                              ││                     記                        ││                                              ││1.事 項                                         ││ 基地提供施設の整理、縮小、返還及び跡地利用に関すること                  ││ 基地周辺における生活環境及び安全対策に関すること                     ││ その他、基地に関すること                                 ││                                              ││2.理 由                                         ││ これらの事項は重要な事項であるので、閉会中もなお継続して審査及び調査する必要がある。   │└──────────────────────────────────────────────┘┌──────────────────────────────────────────────┐│                                      平成18年3月31日││うるま市議会議長 崎 原   弘 殿                            ││                                              ││                                   広報編集調査特別委員会││                                   委員長 伊 波 栄 信││                                              ││              閉会中の継続審査の申し出について                ││                                              ││ 本委員会は下記事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第104 ││条の規定により申し出ます。                                 ││                                              ││                     記                        ││                                              ││1.事 項                                         ││ 議会の広報(ホームページ等)、議会だよりの編集及び発行に関すること            ││                                              ││2.理 由                                         ││ これらの事項は重要な事項であるので、閉会中もなお継続して審査及び調査する必要がある。   │└──────────────────────────────────────────────┘┌──────────────────────────────────────────────┐│                                      平成18年3月31日││うるま市議会議長 崎 原   弘 様                            ││                                              ││                                   議会史編さん特別委員会││                                   委員長 久 高 誠 德││                                              ││              閉会中の継続審査の申し出について                ││                                              ││ 本委員会は下記事件について、閉会中もなお継続審査を要するものと決定したので、会議規則第104 ││条の規定により申し出ます。                                 ││                                              ││                     記                        ││                                              ││1.事 項                                         ││ うるま市議会史及び旧市町村議会の議会史の編集及び発行に関すること             ││                                              ││2.理 由                                         ││ これらの事項は重要な事項であるので、閉会中もなお継続して審査及び調査する必要がある。   │└──────────────────────────────────────────────┘ お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。よって、各委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査及び調査に付することに決定をいたしました。 お諮りいたします。今定例会で議決されました事件の条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    (「異議なし」と言う者あり) ご異議なしと認めます。今定例会で議決されました事件の条項、字句、数字、その他の整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任することに決定いたしました。 ○議長(崎原弘) 休憩いたします。 休 憩(15時11分) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 再 開(15時13分) ○議長(崎原弘) 再開いたします。 以上で、今定例会に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。 これで平成18年3月第10回うるま市議会定例会を閉会いたします。  閉 会(15時13分) 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  平成18年3月31日    うるま市議会     議   長  崎 原   弘     67番議員  兼 島 兼 俊     68番議員  名嘉眞 政 廣...